チャレンジド・ヨガ(視覚障がいの方のヨガクラス)報告

第2回 オンラインヨガ浜松クラス開催しました!!

「チャレンジド・ヨガ」とは、全国17カ所で開催されている視覚に障がいをお持ちの全盲、ロービジョン(弱視)の方、見えにくいと感じている方(※障がい者手帳の有無は問わず)同伴の方(ご家族、ご友人、ガイドヘルパーさん、同行援護の方やヘルパーさん)などを対象としたヨガクラスです。

 

静岡県内におけるチャレンジド・ヨガクラスは、浜松クラスのみです。2018年12月から始まり、過去に富士宮市でもチャレンジド・ヨガ・を開催しました。

2カ月に一回、浜松福祉交流センターにて対面ヨガを開催していましたが、コロナ禍の現在は、対面でのヨガは行わず、ZOOMによるオンラインヨガを展開中です。

 

 

 

【チャレンジド・ヨガの特徴】

 

1.ゆっくり、安全に、そして楽しくヨガができるように、

  3Stepでヨガを理解していきます。

①ポーズの全体像を知る(イメージして)Step1

②実際にポーズを練習する Step2

③最後にもう一度、それぞれに練習の成果を確認する Step3

このように、ひとつのポーズに時間をかけて練習していきます 

2.わかりやすい言葉と声が聞きやすい環境

障がい者指導経験のあるインストラクターが分かりやすい言葉を使ってポーズを説明します。

インストラクターやサポーターの声が聞こえる環境を大切にするため、原則として音楽をかけずに進行します

3.ロービジョン(弱視)の方に見やすい環境

黒のヨガマットやコントラストの高い配色のヨガウェアを着用するなど留意しています

4.世界共通のヨガポーズ

「障がい者向け」にアレンジされたポーズではなく、世界共通で行われるヨガポーズをお伝え

します

5.会場までの送迎を実施

サポーターによる駅から会場間の送迎を行っています(希望者のみ)

 

 

 

 

 2月のテーマは「ゆっくりと全身を動かし、巡りを良くしてカラダやココロをスッキリさせましょう~上半身編~」

神戸市、静岡市、浜松市内からの参加があり、スタッフ含め7名でのオンラインヨガ。

 

 呼吸瞑想⇒整体の理論に基づいた全身調整&ほぐし⇒背骨を意識したヨガポーズ3種

(猫牛のポーズ、門のポーズ、仰向けの捻りのポーズ)⇒赤ちゃんのポーズ⇒浜松クラスで好評のゴキブリのポーズ⇒最後は、皆さんお待ちかねの屍のポーズで締めくくりました。

 

★参加者さんから感想

・呼吸瞑想の時に、空気の通り道を意識しながらの呼吸していたら空気の通っていくのを感じられた。(初めての体験?!)

 ・始めてオンラインヨガに参加するので、前日は緊張していたが、当日は緊張せずにカラダがほぐれた。

 ・意識の仕方(どこに、どのように意識をむけるか)動きながらの内観は始めてだった。首周りの硬さは訳あってなかなかほぐせないが、少しずつやっていきたい。

 

 

 

 

 

 ・他の人に見てもらいながらヨガをすると(見てもらっている)真面目にやれて良い。

 ・カラダのバランスがとりいにくいので、椅子など使って自分で

  出来るよう工夫しながらヨガをしている。マイペースでヨガができた。

 ・コロナが終わっても、オンラインヨガをやってもらいたい。

 

 コロナ禍において、カラダとココロを整える時間、運動不足解消、コミュニケーションの場としてオンラインヨガを活用していただきたいですね!!

 

 第3回 オンラインチャレンジド・ヨガ浜松クラスは、4月18日開催予定です。