筋肉を伸ばしても痛みは楽にならない？！

　筋肉は伸ばしても楽にならない
　　筋肉を伸ばすことで、かえってトラブルを起こす
　　筋肉もある・・・・
　前屈系の動きが多いと、腰痛になりやすい
　腕が短いひとは、肩がこりやすい
　痛みがあるところに原因がないことが多い
　内臓の調子と痛みは関連性がある　　　　　　　　　　　　　　
　（ここで言う痛みは、主に筋肉などに関連した慢性的な痛み）

このような状況に対応するために作られたのが　メディカル・ヨガ

×　ヨガやストレッチをしても痛みが変わらない　
×　かえって、痛みが増した
　という経験ありませんか？


継続的にヨガをすることによる心理的・身体的な効果は様々な研究により認められていますが、

反対にカラダを痛めるケースもあります

～メディカル・ヨガの特徴～

★筋肉とトラブルを起こさず、筋肉を緩めていくことが目的のヨガ
★痛みへの対応が十分ではない、従来のボディワーク（ヨガやストレッチ教室）を補うためのエクササイズ
　従来のエクササイズの多くは｢固くなっている筋肉、縮んでいる筋肉を伸ばせば楽になる｣という前提に
　組み立てられていることが多くみられる。
★痛みや不定愁訴の改善のため、筋筋膜性疼痛症候群の視点に立って構築されたエクササイズ
　（筋筋膜性疼痛症候群・・・筋肉や筋膜に生じるしこり＝トリガーポイント
　が痛みをはじめとする様々な症状を引きおこしている状態やその症状のこと）
★硬くなった筋肉や縮んでしまった筋肉をゆるめるのに効果的で副作用の少ない PIR の手法を
　取り入れたエクササイズ　　PIR（ポスト･アイソメトリック・リラクセーション）


エクササイズをしてみましょう！　　　
足関節をゆるめることで、カラダの変化を体感しましょう

①　足を腰幅にひらいて立ち、頭の後ろで手を組む


②　ゆっくりと上半身を右方向に向ける（捻る）
捻った状態で、見える範囲・位置を確認



同じように、左方向を行い、見える範囲・位置を確認する



③壁や椅子に手を置き（バランスを崩さないため）右足の踵で、
左足首周囲に圧をかける
このとき、息を吐きながら、ゆっくりと圧をかけていく
ほどよい重さを感じる程度まで圧をかけたら、
右足を軽く”ポン”とゆるめる（踵を引き上げる)
足首周りに、まんべんなく圧をかけていく。


※体重を乗せすぎないこと　　
右足つま先は、床につけたまま圧をかける　　
強い圧を感じるほどやり過ぎない


同じように、左足首周辺も行う。

④　③の動作がすんだら、①②を行いはじめに行った、
上半身の動きをして、見える範囲や位置を再確認する。
　　
いかがでしたか？変化がありましたか？

筋肉は単独で動くのではなく、様々な筋肉と協力し合って働いています。
これらの筋肉のトラブルを改善するためには筋肉の関係を知ることが必要です。

メディカル・ヨガは、年齢や体力に関係なくできるカラダに優しく簡単なヨガです。
整体の技法を利用して、ご自身で筋肉をゆるめることができますので日頃のセルフケア
として取り入れられます。

日々、セルフケアをしてイキイキした生活をし、
健康寿命をのばしましょう！！